家づくりの知識

住まいのこと

家ができるまで

2017.07.31

家が完成するまでには、たくさんの段階があります。

職人さんにお任せしておけば、家はできていきますが、どんな手順で完成に近づいていくのかが少しでも分かれば、工事の大まかな進捗状況を把握することができますし、完成がもっと楽しみになるはずです。

そこで今回は、家ができるまでの流れを簡単にご紹介していきます。

家を建てる工程は、大まかに7つに分けることができます。

これらの工程を順番に行っていくことで、一軒の家が建てられるのです。

それでは順番に見ていきましょう!

①地盤調査

家を建てるためには、家そのものだけでなく、家を建てても大丈夫な土地かどうかを調べることが重要です。

家を建てる前には、必ず地盤の強度を確かめる調査を行います。

これを『地盤調査』といい、支持層までの地盤の強度を調査し、その地盤が家の重さに耐えられるかどうかを確認します。

一般的には、家の配置を決定した後に調査が行われ、計測の結果によっては、地盤を改良するための工事を行う必要があります。

強度の計測は建物の四隅と中心の計5か所で行うのが一般的で、SDS(スクリュードライバーサウンディング)試験という方法により、地盤の土の種類を正確に判断し、適格な地盤調査を行います。

②地盤改良

地層や地盤の強度など、様々な調査の結果のもと、改良が必要と判断された場合は、地盤を改良する工事を行います。

改良工事を行うことによって、不同沈下(地盤が建物を支えきれず、斜めに沈んでしまう現象)や液状化などの問題が発生するのを防ぐことができます。

改良工事の方法は、表層改良、柱状改良、鋼管杭改良、ハイスピード工法と大きく分けて4種類あり、地盤の状態に合わせて決定されます。

4つの工事の方法をご説明します。

⑴表層改良

軟らかい層の土と固化材を混ぜて固めることで地盤の強度を上げ、

下部の良好地盤層と一体化させて、住宅の重さに耐えられる強い地盤を作ります。

⑵柱状改良

セメントミルクを加えながら柔らかい地盤を掘り進み、土の中に直径60㎝ほどのコンクリートの柱を造る方法です。

⑶鋼管杭(こうかんぐい)改良

支持地盤という、地中深くにある固い地盤に、鋼管杭という鋼製の杭を打ち込む工事の方法です。杭を打ち込んだら設計の高さで切断し、雨水やごみが入らないように溶接をして完了です。

⑷ハイスピード工法

天然の砕石を、穴をあけた地盤に柱状に詰め込むことで、地盤そのものを強くする技術です。

③ 基礎工事

地盤の改良工事が完了したら、次は基礎工事です。

 

基礎とは、家と地面の間にあり、主に鉄筋コンクリートで住宅を支えている部分のことです。家の重さを支える重要な部分になります。

布基礎

基礎を造る方法には、『布基礎(ぬのぎそ)』と『ベタ基礎』の2種類があり、はなまるハウスではベタ基礎が標準仕様となっています。

布基礎が基礎の立ち上りだけを鉄筋コンクリートで覆うのに対し、ベタ基礎は底板一面を鉄筋コンクリートにする基礎です。

地面をコンクリートで覆うので、布基礎よりも地面から上がってくる湿気を防ぎ、シロアリの侵入も防ぐことができます。

④ 木工事

基礎が完成したら、木工事に入ります。

 

大工さんが中心となって、住宅の骨組みを木材で作っていく作業が木工事です。

 

加工された木材を、土台、柱、梁(はり)、桁(けた)、小屋組み、敷居、鴨井、床下地張りなどそれぞれの場所にはめ込み、骨組みを作っていきます。

剛床(ごうしょう)工法

構造用合板をフローリングの下に敷くことで、床面のねじれを防ぎ、耐震性を高めています。

ホールダウン金物

ホールダウン金物は、柱脚(柱の下部)と柱頭(柱の上部)の両方に取り付けるもので、地震時や台風時に柱が土台や梁から抜けるのを防ぐために必要不可欠です。

⑤上棟

上棟(じょうとう)とは、屋根の一番上の部材である棟木(むねぎ)を取り付けることです。

 

棟上(むねあげ)、建前(たてまえ)と呼ぶこともあります。

上棟が完了したら、雨風を防ぐシート等を取り付ける作業を行い、シロアリの侵入を防ぐ防蟻(ぼうぎ)処理や、サッシや断熱材等を取り付けていきます。

上棟式

上棟の際には、『上棟式』という儀式を行い、上棟まで工事が終了したことに感謝し、無事に住宅が完成することを祈願します。

 

上棟式は平安時代初期から行われる儀式ですが、現在では時代の変化とともに、略式で行う場合や、式を行わない場合もあります。

⑥内装工事

上棟が済み、木工事が完了したら、内装工事を行います。

 

壁、天井の塗装や壁紙貼り、床のフローリング貼りなど、仕上げの工事になります。

 

ここで住宅の印象や雰囲気が決まってきます。

 

さらに空調、上下水道、キッチン、浴槽、電気等の設備工事を行い、生活に必要な環境を整えていきます。

⑦完成

工事が終わったら、営業担当者や工事責任者と一緒に、お客様に住宅をチェックしていただきます。

設備に不具合等の問題がなければ、その後鍵や重要書類の受け渡しを行います。

たくさんの職人さんが関わってできる家

以上が家ができる一連の流れになります。

 

いかがでしたでしょうか?

 

一軒の家が建つまでには、たくさんの段階があります。そして段階ごとに、解体屋さん、土木屋さん、鉄筋屋さん、大工さん、材木屋さん、ガラス屋さん、サッシ屋さん、左官屋さん、水道屋さんなど、他にもたくさんの職人さんがかかわっています。

 

たくさんの人の手によって、一軒の家が完成することを知っていただければ幸いです。

 

 

また、はなまるハウスは建てて終わりではなく、完成後も専門のスタッフが定期的にお客様の住まいを訪問し、品質チェックを行っています。

 

これからもお客様に末永く住み続けていただくために、安心して住み続けることのできる住まいづくりを徹底し、サポートしていきます。

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